改札口を通り、プラットホームに降り立つと、そこには、白と青のツートーン・カラーをベースに、紅の差し色が効いた列車が入線していた。想像通りの旧さではあったが、列車の窓から見える客席は、案外悪くなさそうだ。
切符に記載されている、一等・9号車・62番を確認、自分の席についた。
着座してみると、一等とは言うものの、飛行機でいうエコノミー・クラスのような感覚である。ただし、一等は満席ではないようなので、隣席のスペースも使える分、広々としている。
定刻の16時35分、列車は広州東駅を目指して、紅磡駅のプラットフォームから静かに滑り出した。





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